日本のドラッグストアで買うべきもの
訪日客にとって、ドラッグストアは打率が最も高い買い場です。理由は地味で、国内製造であることと、チェーン間の価格競争が本当に激しいこと。マツモトキヨシ、サンドラッグ、コスモス、ドン・キホーテが同じ街区で殴り合っていて、棚に並ぶ商品は輸入品ではなく数百キロ先で作られています。
差が大きいのは二つの領域です。ひとつは市販薬 ── 目薬、湿布、風邪薬。同等品が欧米では処方薬扱いだったり、小売マージンが厚く乗っていたりします。もうひとつは日焼け止めと日常的なスキンケアで、日本の処方は世界的に評価が高いにもかかわらず、海外へは並行輸入の割高な形でしか流通していません。
リストの前にひとつ構造的な注意を。ドラッグストアが安いのは「国産品が安い」という話です。同じ棚にある輸入化粧品は関税と輸入マージンが乗っていて、ここで買う理由はありません。日本で買っていいのは日本が作っているものです。
市販薬・目薬・湿布 ×2–4
目安日焼け止め・スキンケア ×1.5–3
目安コンタクトレンズ・ケア用品 ×1.5–2.5
目安よくある質問
日本のドラッグストアはどのチェーンが一番安いですか?
全国一律で最安のチェーンはありません。価格は店舗単位で設定され、同じ通りにどの競合がいるかで決まります。傾向としては日用品はコスモスとドン・キホーテが強く、化粧品は繁華街のマツモトキヨシが値引き幅を取ります。実務的には、まとめ買いの前に同じ街区の2〜3店を見比べるのが正解です。
日本の市販薬は自国に持ち帰れますか?
個人使用の範囲であれば通常は可能ですが、これを決めるのは日本ではなく自国です。日本の風邪薬・アレルギー薬に含まれる特定の成分を規制している国が複数あり、医薬品全般に申告を求める国もあります。まとめ買いの前に自国の税関に確認してください。
日本のプチプラコスメは実際どうですか?デパコスを買うべき?
日焼け止め、洗顔、シートマスク、基礎的な保湿については、ドラッグストア帯は本当に競争力があり、しかも海外との価格差が最も大きい帯です。デパコスは日本では定価販売なので自国との差は小さく、輸入ラグジュアリーブランドに至っては逆に高いことすらあります。